ヒトメボ

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 彼女や妻からマイナスに捉えられがちな男性の「マザコン」。家族思いなことはけっこうなことですが、度が過ぎると考えもの…。そこで、ヒトメボの女性読者に「恋人として我慢できるマザコンと我慢できないマザコンの違い」を聞いてみました。

母親を自分より優先するかどうか

「結婚してから嫁よりおかんを大事にする人」(和歌山・49歳)

「先に決まっていた約束を断ってきて、後から約束した母親を優先する。体調が悪いとき自分で行けと言い放ち、母親の病院には仕事を休んででも付き添う。どうしても早急な対応が必要で、残業断って帰って欲しいとお願いしても帰らず、母親からのいつでも対応できる用事には残業断ってでも優先する」(愛知・39歳)

 日頃から母親を優先してしまう男性は、嫁姑問題でも奥さんの味方についてくれなさそうで心配かも?

いいなりかどうか

「『我慢できるマザコン』お母さんのことが大好きと言う。『我慢できないマザコン』お母さんの鶴の一声でいろいろな彼の言動が決定して行く」(愛知・41歳)

「自分で決めなければいけないことまで、頼ること」(山梨・21歳)

「自分の親に子供を連れて時々会いに行ってほしいや親におこずかいやプレゼントを渡してほしい位だったら我慢できますが、何でも親の意見のほうが正しいと思ってる人は我慢できません」(福岡・45歳)

 何でもかんでも「お母さんに聞いてみる」と言うような男性は頼りにできないし、結婚生活にも母親の影が……なんてことに。

母親と自分を比べるかどうか

「母親の話をされるのは構わないけれど、自分と母親を比較するような話は許せない。『母親はこうだったのにおまえは…』みたいなの」(東京・29歳)

「実家の味付けを教えてくれるのはいいけど、母親だったらこうしてくれるのにとか、母親がこうしてたからお前もこうしろ、とか言われるのは嫌だ」(東京・25歳)

「お母さんを単独で褒めるのはOK.お母さんと比べられるのはNG.」(京都・36歳)

 最初のうちは「きっと素敵なお母様なんだな」と我慢できても、母親の価値観をあまりに押し付けられたら悲しくなってしまいます。

母親との距離感が適正かどうか

「スキンシップが激しいと、気持ち悪い」(東京・38歳)

「母親の近くにいたいからと、実家の近くで一人暮らし。食事は実家。洗濯も実家。そんなに実家が好きなら、実家で母親と結婚すればいいのに」(東京・25歳)

 物理的、精神的に親離れできていない男性はマザコン疑惑が濃厚。彼と母親のスキンシップはあまり見たいものじゃありませんね……。

自覚があるかどうか

「『オレはマザコンだよ』と公言しながら自分の母親がいかに面白いかしゃべっている男性がいた。好感が持て、その母親と一緒に飲みたいなとさえ思った。自分で母親との距離感を知っている人は、全然痛い感じがしない」(埼玉・28歳)

 きちんと自覚していれば、母親びいきになってしまいそうなときには自制してくれそうです。困るのは、自覚のない人ということですね。

依存しているかどうか

「母親を大事にするのはOK、依存するのはNG。それは男性に限らず結婚した娘にも同じことが言える」(岐阜・33歳)

 母親に依存していると、いつまでたっても責任感も芽生えませんよね。確かにこれは男女ともに言えることです。

 「マザコン」そのものではなく、自立できていなかったり、恋人に価値観を押し付けてしまうことが嫌われてしまうようです。皆さんの彼氏や旦那さんはどうでしょうか? また、自分自身は母親離れできていますか? 母親が大好きだからこそ「立派に成長したね!」と安心させてあげたいものです。

(田中結/プレスラボ)
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ライター

田中結

プレスラボ

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