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「この人近いな…」 パーソナルスペースに個人差があるのはどうして?

2016年06月11日(土)更新  読了時間:約3分
「なんか近いな…」
「なんか近いな…」
 知り合ったばかりの人と話していて、「この人、近いな…」と戸惑った経験はないでしょうか。反対に、相手のことが妙に遠く感じたケースもあるかもしれません。このように人との距離感に個人差があるのはどうしてなのでしょうか。心理カウンセラーの根本裕幸さんにうかがいました。


「人にはそれぞれパーソナルスペースという『自分の間合い』があり、その距離より中に入られると、多かれ少なかれストレスを感じます。このパーソナルスペースの違いが、話すときの距離の個人差ですね。パーソナルスペースが形成されるのは、おおむね幼少期と思春期。この期間にその人の間合いが決まってきます」(根本さん)

 パーソナルスペースの生まれる時期が分かったところで気になるのは、どういった要因でその間合いに個人差が出るのかということ。どうやら、ある人との関係性がポイントのようです。

個人差を生む幼少期の体験とは?

「幼少期の母親との距離が、パーソナルスペースの広さを決めると言われています。母親が常に近くにいた場合は、話す距離も近くなる傾向にあるんですね。一方で、愛情の有無にかかわらず、たとえば母親が日中は仕事に出ていたり、兄弟を見ている時間が長かったりすると、間合いを広く取る人が多いです」(同)

 幼少期における母親との接し方が他人との会話するときの距離にも影響を与えていたんですね。意外なようですが、何となくその理由が分かる気もします。次に思春期。そこでの経験でも個人差が生じるそうです。

「思春期といっても幅広いのですが、小学校~高校までの時期に、友達との関係に苦労した人は距離を取るケースが多くなります。また異性に限れば、思春期の異性に対する意識が強いほど、その時期は緊張から話す際に距離を取りがち。その間合いが、大人になってもそのままであることが少なくありません」(同)

 思春期を思い出すと、「意識が強いせいで距離が遠くなる」というのは認めざるを得ません…。今の異性との距離感はあの時期の名残りかもしれないんですね。

 なお、「その日の心理状況によっても話す距離は微妙に変化する」と根本さん。忙しい時やイライラしている時は遠くなるなど、人によって日々変化するそうです。


「この人近いな」と頻繁に感じる人は…

 これまでに触れたように、相手との距離が気になるのはパーソナルスペースの個人差によるもの。ただし「この人近いな」と感じるケースが多い人は、相手の間合いが近いだけでなく、自分が持つ性格と印象のギャップも一因かもしれません。

「目の前の人を『心の状態がオープンな人』、あるいは『安心できる人』と見れば、相手は距離を詰めてきます。でもそれはあくまで相手から見たイメージで、これが違和感を生みます。つまり、実際の性格と外からのイメージに差がある人、たとえば本来は神経質でも外から見ると朗らかそうな人などは、距離の近さにストレスを感じやすいかもしれません」(同)

 また、話すときの距離はボディタッチの頻度とも関連しているそう。ということは、異性からよくボディタッチをされる人は、相手から「安心できる人」と見られているのかもしれません。そう考えると、あまり喜べない気もしますが…。


 パーソナルスペースを決めるのは、大きくは幼少期と思春期、細かくはその日の気分や相手に与える印象とのこと。「この人、距離が近いな」と戸惑っても、「それだけ自分を信頼している」とプラス思考に捉えて、相手の間合いで話してみるのも悪くない気がします。
(有井太郎+プレスラボ)
初出 2014/3/18
識者紹介
根本裕幸
カウンセラーとして各地で活躍。

近著は「こじれたココロのほぐし方」(リベラル社)
オフィシャルブログ
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