ヒトメボ

婚活アドバイザー

西澤史子

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約5分

 将来結婚する人を選ぶなら、相手の職業も大事な判断基準。じつは、職業にも相性の善し悪しがあり、結婚を考える上で非常に参考になるってご存知でしたか? そこで今回はカリスマ婚活アドバイザーの西澤史子さんに、結婚と職業の相性について直撃! 今回は特に「就業環境」に注目し、相性のいい職業の組み合わせを教えていただきました。

「就業環境は、異性との出会いを左右する大きな条件になります。社会人ともなれば人生のほとんどの時間を職場で過ごすことが主ですから、必然的に職場恋愛が増えます。一方で、勤務中に同性としか関わる機会のない職業の人は、お見合いや結婚相談所の斡旋で相手を探すのが一般的です。その場合、意外な職業に人気が集まることもあるんです」(西澤さん)

 ふむふむ。では、具体的な職業の組み合わせを教えてください!

~「就業環境」編~

 職場恋愛から結婚に至るケースは珍しくありませんが、中でもより結婚しやすい条件が揃った職場環境が、こちら。

【大手企業の社員同士】

「従業員数が多く、大手企業は男女比も均等であることが多いので、より社内恋愛に発展しやすい環境と言えます。なかでも、家電系の企業やサービス系の企業はよりこの傾向が強いよう。近年女性の活躍も増えたため、男女比が以前より均等になってきたことが理由です。また、長時間の労働や時間外労働を強いられる職業も、社内で恋の花が咲きやすいという話を耳にします。長時間一緒にいることで距離が縮まりやすいことに加え、残業後、『よかったらご飯でも』という流れになりやすいのです」(同)

 なんだか残業が楽しくなりそう…! フリーランスで働く筆者にとっては、ちょっぴりうらやましい環境です(笑)。また、会社員同士のカップルでなくても、同じ職場で結婚する人が相次ぐこんなケースも。

【美容師同士】

「美容業界の中でも、美容師さんの働き方は特殊。一日の労働時間が長いことに加え、休日がほぼ火曜日と決まっているため、同じ職業の相手でないと交際を続けるのが難しいのです。しかも、たくさんのお客さんを迎え入れる立場で、とてもモテる職業です。その点、同じサロンで働いていれば恋人のことに目も届く…という思惑もあるようです(笑)。仕事上は先輩後輩、店長とスタッフの関係である2人が結婚に至るケースは、美容師業界では珍しくないことです」(同)

 美容師さん同士の夫婦なんて、オシャレで憧れてしまいます! さらに、ちょっとレアな職業同士のカップルが、こちら。

【自衛隊員同士】

「自衛隊に所属する人の割合は、9:1で圧倒的に男性が多いです。そのため、数少ない女性隊員は非常にモテます! また、任務期間は会えなかったり、訓練中に連絡が取れないといった仕事上の都合を熟知している人でないと、結婚生活を続けるのは難しいでしょう。そのため、隊員同士で結婚する人が多いようです」(同)

 周りから見ても、パワフルで安定感バツグンの夫婦になれそうですね。そして、たくましい子どもが産まれそうな気がします!

 では、職場恋愛とは縁がないケースはどうでしょう? なかなか異性と出会う機会の少ない職業の人は、結婚相手を探すのは難しそうですが…。じつは、意外な組み合わせが好相性だということが分かりました! 代表的カップルは…

【漁師×OL】

「意外ですが、この2人の結婚の相性は◎。お見合いパーティーを開催すると高確率でカップルが誕生します。理由としては、漁師の年収が予想以上に高いこと、サーファーのようにカッコイイ男性が多いこと、そしてそのカッコよさに自分で気づいていない人が多いこと、などが挙げられます。最初は漁師と聞いてもなかなか結婚生活がイメージしづらいようですが、お話しているうちに、OL側が漁師に母性本能をくすぐられるケースが目立ちますね。漁連と提携して開催されるお見合いパーティーは、ここ最近注目度が上がっています」(同)

 漁師さんとOLとは、まさに意外なカップルでした! 西澤さんいわく、漁業や農業が主な産業となる地域では、過疎化や少子化対策の一つとして、町をあげて婚活事業を行うことも増えているそうです。

【農家×OL】

「農業というと、どうしても大変というイメージが強い職業ですが、最近は都市型農業に従事している方への人気がひそかに高まっています。例として、都心近くでビニールハウスや果樹園などを営んでいる方がいますが、広大な農地でないため、女性がイメージするほど大変ではないようです。また、フルーツ系は需要と供給のバランス的に売り手市場となることも多く、年収も高いんです。加えて、農家の方は代々そのエリアの地主さんが多いんですよ。最近はOLさんの間でも、ハーブや野菜を育て、土と触れ合うスローライフが好きな方も増えてきましたので、以前より農業への人気が高まっているのです」(同)

 たしかにここ数年の間に、エコやロハスなどの観点からグリーンに親しむ人は急増しましたよね。都会のOLから農家のヨメに転身するのも、今後は珍しくないことかも! 今回紹介した職業のほかにも、じつは好相性な職業の組み合わせはまだまだあるかもしれませんね! …というわけで、今後もリサーチを続けてみたいと思います♪

(池田香織/verb)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

池田香織

verb

あわせて読みたい