ヒトメボ

株式会社ハートセラピー代表取締役

柳原里枝子

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読了時間:約4分

 楽しい週末も終わりに近づく日曜日の夜……。週明けからの仕事や学校のことを考えて、気が重くなることがありますよね。なかには体調不良を起こしてしまう、という人もいるそう。これっていったい、何が原因なのでしょうか? 企業のメンタルヘルス研修などを行う株式会社ハートセラピーの柳原里枝子さんにお話を伺いました。

ブルーマンデー症候群の原因

「これは『ブルーマンデー症候群』という症状ですが、日本では、日曜の夕方に放送されているご長寿番組『サザエさん』が広く知られることから、俗に『サザエさん症候群』とも呼ばれています。『サザエさん症候群』になる原因は、人によっていろいろあるとは思いますが、主に以下の3つと言えます」(柳原さん・以下同)

【主な原因】

1.職場や学校など、普段の環境に問題を抱えている

2.ストレスをためやすい考え方を持っている

3.自律神経のバランスが崩れやすい生活をしている

「『サザエさん症候群』にならないためには、これらの原因を解消し、普段からストレスをためないようにすることが大事です」(同)

 具体的には、いったいどうしたらよいのでしょうか?

自分の気持ちや考えを話す

「ストレスを軽減するためには、自分の気持ちや考えを誰かに話すことです。そうすることで、気持ちが楽になりますし、相手の意見を聞くことで、自分とは違う受け止め方を知り、考え方の幅を広げることができます。考え方の幅が広がるとストレス状況に強い自分になることができます」(同)

家族に電話をする

「日曜日の夜というのは、どうしても明日からの仕事や学校のことを思って憂鬱になりがちです。一人でいると物事を悪く考えてしまうことも多いので、誰かと一緒に明日への活力になるような楽しい時間を過ごすと良いでしょう。

また、日曜日の夜に、なんとなくさみしくなってしまうという人は、実家など、離れて暮らす家族に電話をするといいでしょう。電話をすることで家族も喜びますし、あなた自身も安心したり、元気が得られると思います」(同)

月曜日の印象を変える

「どうしても、会社や学校に行きたくないと考え込んでしまう場合には、月曜日は、とりあえず出社をするだけでも良し、の気持ちで始め、例えば外で楽しいランチを取るなどして、良い1週間の始まりを印象づけるようにしましょう」(同)

規則正しく過ごす

「週末になると、遊びに行ったり、ゲームをしたりして夜遅くまで起きてしまう人がいます。それにより、朝起きる時間が遅くなり、体内時計が乱れ、自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまうと精神的に不安定になることがあります。うつ病や、うつ傾向の人が昼夜逆転した生活を送っていることが多いのは特徴的なことです。仕事や学校が休みの日も、たとえ、寝る時間が遅かったとしても、なるべく普段と同じ時間に起きるようにしましょう」(同)

副交感神経を優位にする

「自律神経はストレスや生活のリズムの乱れによってバランスを崩しますが、体の活動を促す交感神経とリラックスさせる副交感神経の働きを意識することで整えることもできます。ストレスを感じやすい人や寝つきが悪い人などは、体が緊張して交感神経が優位になり、心や体が休まりにくい状態になっていることが多いので、普段から、夜はぬるめのお風呂に入ったり、ストレッチをしたり、腹式呼吸を意識したりして、筋肉をゆるめ、副交感神経を優位にしてゆっくり休むようにするといいでしょう。アロマなどの香りを生活に取り入れるのもいいですね」(同)

 なるほど。これらの対策法なら、今日からでもすぐ気軽に実践できそうです。

 皆さんも、休日の夜はゆっくりリラックスして過ごし、なるべく楽しい週明けを迎えてくださいね。

(鳴沢ことみ/コンセプト21)
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ライター

鳴沢ことみ

コンセプト21

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