アラバスタ編？ 頂上戦争編？ 自分にとっての『ONE PIECE』のピーク

シーンによってファッションが変わったり、おいしそうな食べ物が出てきたり、バトル以外にも見処の多い少年漫画『ONE PIECE』。20年以上続いている長編ということもあり、記憶に残っているシーンはさまざまですよね？「私にとっての『ONE PIECE』のピーク」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

東の海（イーストブルー）編

「アーロン率いる魚人海賊団との一戦が記憶に残っています。ナミが涙ぐみながら『助けて……』と言った後、ルフィが『当たり前だ!!!!!』と叫ぶシーンで泣いた」（東京／29歳男性）

「無人島で宝箱に身体がはまって出られなくなったモジャモジャのおじさん〝ガイモン〟が面白かった（笑）」（愛知／30歳男性）

「サンジがゼフに土下座するシーン。『……長い間!!! くそお世話になりました!!!』がピークです。漫画を読んで感動で鳥肌が立ったのはあれが初めてかも」（大阪／28歳女性）

ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミが仲間になる東の海（イーストブルー）編。サンジであれば、打ち上げられた岩礁で自分の脚を食べたゼフとの関係など、それぞれのキャラクターの過去に心動かされた人も少なくないはず。

グランドライン編

「アラバスタ編でウソップとチョッパーがミス・メリークリスマスたちと闘うところ。〝必殺ウソッチョハンマー彗星〟にしびれた」（栃木／30歳男性）

「フォクシー海賊団とのデービーバックファイト。アフロのかつらをつけたウソップのセリフ『人は言う!! チャンピオンがアフロなのか アフロがチャンピオンなのか…それは現代の科学では解明できねェんだ!!』にツボりました。そんなわけない（笑）」（東京／25歳男性）

「ドクター・ヒルルクの最後です。『まったく!!!! いい人生だった!!!!』は、もう、切なくて切なくて……涙出ました」（京都／25歳女性）

チョッパーの優しさが逆にヒルルクの命を奪ってしまう悲劇……。他にも、巨人族に出会うウィスキーピーク編、エネルと闘う空島編などがありましたね。

頂上戦争編

「頂上戦争編の白ひげ登場シーン。忠告を破ってティーチを討ち取りに行ったエースに、白ひげが『いや…おれは行けと言ったハズだぜ 息子よ』と言うくだり。最高の師弟関係だと思った」（東京／34歳男性）

「エースが死んだと同時に、ワンピースを卒業しました」（大阪／29歳男性）

「ずっとどんな能力か気になってた白ひげ海賊団の一番隊隊長〝不死鳥のマルコ〟の能力が初めて披露されるシーン。『いきなり〝キング〟は取れねぇだろうよい』のところ、かっこよすぎ」（岐阜／28歳男性）

白ひげやエースの死、黒ひげの台頭など、ワンピース史の節目となった頂上戦争。世界最強の海賊・白ひげの〝グラグラの実〟の能力が描かれる場面も……。

新世界編

「個人的には『新世界』編が一番面白いです。ドフラミンゴを倒したときは拍手しました」（千葉／33歳女性）

「2年の修行を経てグンッと強くなったルフィたちですが、それに対抗するように出てくる強靭な敵たち。わくわくしながら毎週月曜日は電車の中で『少年ジャンプ』を読んでます」（東京／25歳男性）

「『昔のワンピースの方が面白い』と言う人は多いかもしれませんが、私は最近のワンピースのほうが好き。サンジの恩人、ゼフも今更出てきますし。誰が想像したでしょうか……」（東京／30歳女性）

より一層強くなった麦わら一味の活躍や、過去に登場したキャラクターとの再会を楽しみに、新刊を追い続けている人も。グランドラインを制覇する日が楽しみですね。

この他、「アニメのオープニング曲で伝説の海賊〝ゴール・D・ロジャー〟のセリフが流れるところ『おれの宝か？ 欲しけりゃくれてやるぜ…』でテンションが上がってた！」というコメントも。漫画だけでなく、アニメや曲が深く記憶に残っている人もいるようですね。あなたにとってのピークはどのシーンですか？

(長橋諒/ヒャクマンボルト)