ヒトメボ

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 恋愛中は誰でも、神にもすがる想いで恋愛成就を願うものですよね。思い返せば、思春期ど真ん中の少女時代はおまじないで恋の行方を占って、ドキドキ胸を膨らませていたことも…いやはや青い思い出です。でもきっと、女性なら一度は筆者のように「恋のおまじない」を試したことがあるはず。そこで、昔懐かしい恋のおまじないを振り返ってみました!

 まずは、お互いの名前で相性を占う「あきすとぜねこ」。筆者も小学生の頃、好きな子ができるたびに試していたおまじないのひとつ。昭和の伝説的アイドル、光GENJIの曲のタイトルになったことで80年代後半に全国的なブームになりました。「あ」は愛してる、「き」は嫌い、「す」は好き、「と」は友達、「ぜ」は絶交、「ね」は熱愛中、「こ」は恋人…を意味します。占い方は次の通り♪

1.自分の名前と占いたい相手の名前を母音から数字化して算出します。

a=1 i=2 u=3 e=4 o=5(ん=1) 筆者を例にすると、(自分)「さかいあやの=112115」(相手)「ひとめぼれお=254545」となる。

2.ふたりに存在する数字を消して、残った数字を足し算します。

上記の例だと、筆者と相手は2と5がかぶっているのでこれを消す。すると、筆者が4で相手は8となる。ちなみに数字が0になった場合は、「運命の人」と解釈することもあり。

※単純に数を足したり、合計の数の二桁の場合は10の位と1の位を足す方法など、地域によって方法は異なるようです。

3.「あ(1)き(2)す(3)と(4)ぜ(5)ね(6)こ(7)あ(8)き(9)す(10)~」という具合に、足した数字の分だけ「あきすとぜねこ」と数え、その数になったときの文字が占い結果となります。

なので、筆者の場合は「友達」。ひとめぼれお君は「愛してる」という診断結果に!

 授業中にこっそりノートで占って、その結果に一喜一憂してた頃が懐かしい…! そのほかにも、こんなおまじないが流行ってました。

・消しゴムに赤ペン(ピンクペン)で好きな人の名前を書いて、誰にも気づかれずに使い切ると両想いになれる。

・好きな人の写真を枕の下に入れて寝ると、夢の中で逢える。

・左腕に好きな人の名前を書いて絆創膏を貼って、3日間はがれずに過ごせたら両想いになれる。

・赤い糸を足の小指に巻いて出かけると、好きな人にばったり会える。

 …などなど。似た類では「鉛筆で好きな人の名前を書いて消して、その消しゴムのカスを持ち歩く」というものや、「小指の爪を7ミリ伸ばしてから切ると恋が叶う」というものも、少女たちの間でおなじみでした♪

 ところで、イマドキの現代っ子たちはどんなおまじないが流行っているのでしょうか? もしかして、「おなじない」自体がすでに死語だったり…!?

 リサーチをしたところ、「電池パックのなかに好きな人の名前orお願いごとを書いた紙を入れておくと想いが叶う」や「好きな人の着メロをポルノグラフィティの『アゲハ蝶』にすると連絡がよく来るようになる」など携帯電話を使ったおまじないが浸透している様子。

 また、2ちゃんねるで話題となり密かな流行となっているのが「塩まじない」。これは、「トイレットペーパーに叶えたいことと逆の結果を書き、塩をひとつまみ包んで燃やして、灰になった紙をトイレに流す」というもの。例えば「復縁したい」なら、「復縁できない」とネガティブに書くのがポイントだそう。

 最後に、一目惚れの恋に効くおまじないを伝授。胸の前で両手の指を組み合わせてから、両手の親指と小指を立てます。

 そのまま好きな人を思い浮かべて「ククルクゥ」と3回唱えます。すると、その人にもう一度会えるチャンスがアップするそうですよ♪

 どの時代も、恋する乙女とおまじないは切っても切れない関係なんですね。筆者もピュアだったあの頃を思い出して、恋の行く末をおまじないに託してみようと思います…!

(坂井あやの/verb)
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ライター

坂井あやの

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