ヒトメボ

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 仕事でいろいろな取引先とお付き合いしていると、その会社の社風や独特の雰囲気を垣間見ることもあるのではないでしょうか。それを「羨ましいな」と思うこともあれば、「自分の会社じゃなくてよかった……」なんて思うことも。そこで今回は「ついていけないと思った取引先のノリ」についてヒトメボ読者に聞きました。

テンションが高すぎ

「ある営業先は、訪問するとニコニコと担当者が出迎えてくれる。それだけでなく、お茶を持ってきてくれた事務の方と高いテンションで会話したり挨拶をしたりしている。そのテンションがあまりに高いので、私にはムリ」(兵庫・31歳女性)

 明るい社風はいいイメージを与えそうですが、行き過ぎということでしょうか。もしかしたら外部の人が来た時だけ明るくするようなルールなのかもしれませんが、それはそれで……。

社長主催の意味不明なイベント

「取引先の会社は、社内の様子をブログにあげているのだが、その記事を見ていると困惑するようなイベントが開かれている。『今日は社長がカモをさばいて振る舞う日』『今日は社長の創業エピソードを聞く日』など、社長提案の謎のイベントが行われている」(千葉・41歳男性)

 社員を戸惑わせる独創的なワンマン社長は全国各地にいるもの。カモをさばくのは楽しそうですが、創業エピソードを聞くのはつらそうですね。忙しい時期だと特に……。

社内なのに他人行儀

「『うちのプログラマーさんに確認してみますね』とか『経理の方が何というか…』とか、その人だけが言ってるのならまだ社会人になって間もないのかな?とも思うけど、その会社はみんなそんな言葉遣いをする」(東京・36歳男性)

 ふだんからお互いを尊敬し合ういい関係なのかもしれませんが、それを外部の人に対して言ってしまうとちょっと失礼ですよね。

毎年恒例の「三徹」

「私の取引先は、決算期になると相当激務なようで『今年は三徹(三日連続の徹夜)だけは避けたいんですよ』と普通に言っていてびっくりした」(東京・29歳男性)

 三徹があることだけでもびっくりですが、それを外部の人にためらわず言えてしまうところに危機感を覚えます。

 

大声で唱和

「担当者との時間調整がうまくいかず、やむなく朝9時に行った営業先。応接室に通されたのだけど、壁の向こうから聞こえてくる大声の朝礼にびっくり。『ひとつ、つねに◯◯を!』といったものを、延々と大声で読み上げていた」(神奈川・25歳男性)

 眠気は吹っ飛びそうですが、これを聞かされたあとの商談はなかなかつらいかもしれません。 

  

オフィスが暑過ぎ

「打ち合わせで年に何回か行くオフィス。訪問すると、いつも部屋の中の暑さにびっくりする。最初はたまたまかと思ったけどいつものことで、働いている社員は冬なのに上着を脱いで半袖。なぜそこまでして部屋の中を暑くしているのかよくわからない」(東京・34歳男性)

 夏場のエアコンの温度設定で男女社員が揉めるという話は聞きますが、冬なのにみんなが半袖になるほどとは。何がきっかけでそうなったのか、理由が気になります。

就業中と飲み会のテンションの差が激しい

「30代の男性社員が多いIT系企業。昼間は真面目そうな普通の人たちだと思っていたが、ある案件が終わった際の打ち上げで、一次会から飛ばしまくる姿に引いた。コールをかけて飲ませるのは当たり前で、まるで大学の体育会系のようなノリ。男性女性お構いなしに飲ませようとする。昼間の姿との差に、『よっぽど鬱憤が溜まっているのでは……』と思ってしまった」(東京・30歳女性)

 ITには残業が多いそうですし色々あるのかもしれません。とはいえ、望まない相手へのアルコールの強要はアルハラ(アルコールハラスメント)になりかねないですし、危険です。

 その会社が持つ独特のノリが合う人もいれば苦手な人もいるもの。できれば、ノリの合う取引先がいいと思いますが、そこはお仕事、「なんだかなあ」と思っても割り切るしかないのかもしれませんね。ひとまずは自分の勤め先がそうではなかったことを喜ぶべきでしょうか。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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