ヒトメボ

自分磨きプロデューサー

井垣利英

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読了時間:約3分

 デートでも行く機会の多いイタリアン。メインに「ピザ」を頼むとテーブルも華やかになりますよね。でも、よく考えたら「ピザ」ってそもそもどうやって食べるもの? そこで、ブラッシュアップ講座やテーブルマナー講座などを多数行っている、マナーコーチの井垣利英さん監修のもと、「ピザ」の基本的な食べ方を紹介します。

「正式なマナーでは、ピザはナイフとフォークを使って食べるものとされています。食べ放題や立食形式のカジュアルなお店では、手を使ってそのまま食べても構いませんが、フォークとナイフを使ったほうがキレイに食べられるし、手も汚れないのでおススメです」(井垣さん)

 カジュアルな印象がありましたがやっぱり正式なマナーがあるんですね。さて、ナイフとフォークを使った正しい食べ方とは?

手順1:丸型から一切れずつに切り分ける

「大きさにもよりますが、一般的なピザの場合8等分か6等分にカットするのがいいでしょう。一切れ分をナイフとフォークで挟んだら、取り皿にうつします。このとき、三角形のとがった部分が左側にくるように置きましょう」(同)

手順2:一口サイズに切って食べ進める

「ナイフとフォークを使って、左側から一口サイズに切って食べます。これなら具を落とすことはありませんし、もし取り皿に具を落としたとしても、フォークで刺して食べればOK。手で食べると手も口も汚れるし、溶けたチーズがびよーんと伸びて下品に見えることがありますが、一口サイズに切って食べ進めれば、そのような心配もいりません」(同)

 いたってシンプル! ピザはアツアツのうちが一番おいしいもの。手で掴むとアチチ…となってしまうところですが、これならたしかに安全でキレイ。具の部分がズルっとはがれて生地だけ残ってしまった…なんてありがちな失敗もなさそうです。

手で食べるときは?

ちなみに正式なマナーではありませんが、ピザを手で食べてもよいカジュアルなシーンでは、チーズや具が落ちないよう先端を少し持ち上げながら食べるのがコツ。ナポリピッツァなどの薄い生地であれば、縁に向かって先端をくるっと内側に巻くようにすると、食べやすくなります。それでもお皿の上に具が落ちてしまったときは、縁の部分を残しておき、最後にお皿の上に落ちた具を挟むように拾えばOK。手で拾うよりもこなれた感じがしますね。

*ピザトースト*

「手を使うのはNGではありませんが、自宅でも喫茶店でも、キレイに食べたいのであれば、やはりナイフとフォークを使いましょう。テーブルに用意されていないときは、店員さんにお願いすれば持ってきてもらえます。食べ方は通常のピザと同じ。まずは最初からカットされている部分を少し離して切り分けやすくしたら、左端の下のほうから、一口サイズに切って食べ進めましょう」(同)

 手で食べる場合は、トーストを半分に折りたたんでサンドイッチ風にすれば、具がこぼれる心配もなくキレイに食べられます。

 ハイクラスなお店では正式なマナーで本場の雰囲気も味わいながら、カジュアルなお店では手でつまんで気軽に、どちらもキレイにおいしく食べたいものですね!

(池田香織/verb)
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ライター

池田香織

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