ヒトメボ

RumiMomi代表

山口留未

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読了時間:約4分

 仕事でお疲れ気味の彼を自分の手で癒してあげたい! そんな女性のために自宅でできるプロならではのマッサージテクニックをご紹介します。今回お話を伺ったのは、女性専用出張マッサージ「Rumi Momi」代表の山口留未さん。

「家で行うマッサージはハンドリフレクソロジーがおすすめです。肩こりにも効きますし、パソコン作業やデスクワークが多い男性に喜ばれます。また、相手が座ったままでも寝た体勢でも施術できるので、気軽にマッサージしてあげられるのもポイントです。」(山口さん)

 一瞬、「マッサージしてあげようか?」なんて言われると腰や肩をイメージしてしまいますが、そこで手のマッサージを持ってくることで彼も新鮮に感じるかも。ちなみにタイミングとしては、体の火照りが落ち着くお風呂上がりの30分後がベストだそう。それでは手順です。

手順1:リラックスできる環境を作る

「部屋の照明は暗いほうが、リラックス効果が上がります。アロマディフューザーがない場合は、お湯を入れてコップや小皿に、アロマオイルを垂らせばOKです。バスタオルを敷き、相手には仰向けで寝てもらいましょう。音楽はヒーリングミュージックやハワイアンがおすすめ。もちろん、好きなものでもOK」(同)

手順2:手のツボを刺激する

「ボディクリーム(またはオイル)を手全体に広げ、ツボを親指でゆっくり押すか、指の腹を使ってさすります。こぶしで手のひらをグルグルとさすっても気持ちがいいですよ。全体をていねいに揉みほぐすと、頭がすっきりし、お腹が活発に動きだすといった効果が期待できます。手は体の他の部分よりも敏感なので、決して強く揉まないように注意を。相手の様子を見ながら、やさしくゆっくりと刺激するように心がけてくださいね」(同)

手順3:腕のツボを刺激する

「両手で相手の腕を包み込むようにさすり、親指でゆっくり押します。これは肩こりにも効果があるんですよ。普段、『肩がこった』と感じるのは、肩だけでなく、腕にも疲れがたまっているため。腕のツボを刺激することで、肩や首のこりもほぐれます」(同)

手順4:肩や腰のマッサージ

「最後に肩や腰も軽く揉んであげると『マッサージしてもらった』という満足感を与えることができます。塗ったボディクリームやオイルはそのまま馴染ませるか、ベタつきが気になるようであれば、温かい濡れタオルで軽く拭いてあげましょう」(同)

 終わったらできるだけリラックスして過ごし、そのまま睡眠に入るのがいいのだとか。最後に、手順2、手順3でのおすすめのツボを一挙に教えてもらいました。

【働く男性の疲れに効くおすすめのツボ】

*手のツボ*

合谷(ゴウコク)

人差し指と親指の骨が合流する部分の、少し人差し指よりの箇所。万能ツボと呼ばれ、眼精疲労を軽減させるなどの効果があります。

労宮(ロウキュウ)

手のひらの中央部分。手を握ったときに、中指の先端が当たるところ。労働をする手の中央という意味があります。体全体の疲れをやわらげます。

神門(シンモン)

手の小指側のライン上にあり、手のひらが終わったところに位置する手首のツボです。ストレスを緩和し、リラックス効果があります。

項強(コウキョウ)

人差し指と中指の間にある少し盛り上がった部分。血の巡りをよくするため、肩こりなどに効果的。

*腕のツボ*

手三里(テサンリ)

肘の関節から手に向かって指三本分下のところにあります。この辺りを押してみて痛いと感じるところが、このツボです。精神的な疲れや、胃腸の疲れにも効果があります。

曲池(キョクチ)

肘を曲げたときにできるシワの終わりの部分です。首から肩にかけての血流をよくしてくれます。

 不調箇所に合わせたツボ押しとマッサージの効果で彼はきっとメロメロに癒されてしまうはず。魅惑のハンドリフレクソロジーで手だけでなく心も一緒に掴んでしまいましょう!

(船山壮太/verb)
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ライター

船山壮太

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