ヒトメボ

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 女性から男性にアプローチするのは、とにかく勇気がいるもの。断られたときは落ち込みも大きくなってしまいます。もちろん、断られるにも気遣いがあるとまだ助かりますが、なかには「いっそストレートに言ってくれたほうがよかった…」と思ってしまう断り方もあるようです。ヒトメボの女性読者に、「傷ついた男子の断り文句」について聞いてみました。

「ちょっとわからないかも」

「遊びに誘うとOKするけど、前日くらいに決まってドタキャン。そこで『じゃあ別日にする?』というと、『◯日なら』と候補を出してくる。でも、その日にしようとすると『あ、でもちょっとわからないかも』と言ってくる。気を遣って曖昧にしているのかよくわからないが、会う気がないならハッキリ言ってもらったほうがずっとラク」(北海道・24歳)

 気遣いなのか、それとも別の理由があるのか…。候補日まで出されたら、淡い期待を抱いてしまいます。

「落ち込まないで」

「2人で会いたいと男性に言ったところ、『ごめん、今回は遠慮しとく』と言われた。続けて『◯◯ちゃんはきれいだから、きっとこれからたくさんの人が来ると思う。落ち込まないで』といわれた。気遣いなのだろうが、上から目線にムカついた」(東京・29歳)

 上から目線も気になりますが、「今回は遠慮しとく」というセリフも断り方としてはどうなんでしょうか。「次回ならいいのか!」と突っ込みたくなります。

「きれいすぎて俺にはダメだから」

「思い切って告白したら、その彼は『いや、俺にはもったいないよ』とか『あんまり恋愛経験ないし、たぶん楽しませられないから』と、『遠慮』を理由に断られた。その後も、『きれいすぎて俺にはダメだから』などと言われたのだけど、どんなにヨイショしても断っていることに変わりはないので…」(新潟・30歳)

 ヨイショをされればされるほど、こういった場面ではむなしく聞こえてきますよね。

 

「いろいろ合わないと思った。将来の考え方とか…」

「付き合うかウヤムヤの状態でエッチしてしまった。『マズイ』と思っていたら、しばらく相手の男性から連絡なし。こちらから『また会いたい』というと、『この前1日話してみて、いろいろ合わないと思った。将来の考え方とか…』といわれた。でも、エッチしている以上、その言い訳も無意味に聞こえて…。向こうも必死に理由を作ったのだろうが、エッチ目的は明らか。それなら無視されたままのが良かった」(神奈川・28歳)

 確かにこのシチュエーションでは、どんな「会わない理由」も説得力が生まれないかもしれません…。「無視されたままのが…」という言葉も切ない響きです。

 

「今月は忙しいから」

「合コンで出会った男性に『今度飲みましょう』と言ったら、『あ…、今月忙しいから来月以降で』と濁された。それはいいのだけど、同じ合コンに出た女性には『来週いつでも空いてるから』と誘っていたことを知っていた。女子は情報が筒抜けなのだから、気を遣わずストレートに断ってほしかった」(埼玉・25歳)

 こちらは友達によって、余計な気遣いを知ることになったパターン。合コンでは、こんな連携プレーもあるんですね…。

「昨年なら付き合ったのに」

「思い切って会社の同僚に告白したが、彼女がいると断られた。問題はその後で、相手の男性は『今じゃなくて昨年なら付き合ったのに』『会社の同僚じゃなければもっと考えたのに』などと言ってきた。フォローのつもりかもしれないが、全然フォローになっていないし、余計だった」(東京・24歳)

 どうにもできないことを「もし」と語られても……。可能性はゼロに近いと念押しされたようなものです。

 いろいろなエピソードを見て思うのは、「とにかく余計なことは言わない」ということ。誘いを断るときは、正直な理由を述べて、それで終わらせるのが一番なのかもしれません。なかなか難しいんですけどね。 

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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