ヒトメボ

作家・女豹ライター

島田佳奈

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 飲み会の席や2人きりの場面で、女性からボディタッチをされて「ドキッ! 」とした経験、男性なら一度はあるのでは? でも、さりげないスキンシップならうれしいけれど、度が過ぎたボディタッチはさすがに男性側も引いてしまうことも。女性が好意をアピールしたいときに使える、自然に気を引けるボディタッチのコツってあるのでしょうか?

「ありますよ。ただ、あまり慣れない人がいきなり大胆なボディタッチをしてしまうと、男性を驚かせてしまいます。それは、男性にとって肩や背中などの上半身と、太ももや腰などの下半身は感覚としても別物だから。上半身ならばフレンドリーなノリだと解釈されますが、下半身はエッチなニュアンスに誤解されてしまうことも。ですから、慣れない人は服の上からタッチできる上半身を触るテクを活用した方がいいでしょう」(恋愛コラムニスト・島田佳奈さん)

 たしかにあからさまなのは、なんとなく気が引けてしまったり、気持ちが冷めてしまうことってあるかも。それでは、あまりボディタッチに慣れていない人は、具体的にどんなことから始めればいい?

「ボディタッチのテクニックを初級・中級・上級とレベル別に分けるとするならば、初級編=親密さアピール、中級=好意アピール、上級者=セクシーアピールとなるでしょう。あまりボディタッチに慣れない人は、まず以下の3つにトライしてみましょう」(同)

【初級編】

上着を着た際に「襟曲がってるよ」と直してあげる

「手大きいねー」と言って、手のひらを合わせる

「頑張って」と声をかけながら背中を叩く

「飲み会やレストランの帰りなど、上着を羽織るシチュエーションで『襟が曲がっているよ』と直してあげるテクは、実際には男性の襟が曲がっていなくてもOK(笑)。お世話焼きの一面を見せられるとともに、感謝されて好感度も上がります。ほかに、ラッシュの電車など混んだ場所ではぐれそうなとき腕に掴まるのも、ベタですが親密さをアップさせますよ」(同)

 なるほど。これらの3つはどれも自然だし、変な意味に勘違いされることもなさそう! では、次はもう少し大胆に気持ちをアピールしたいときの「中級編」をご紹介。

【中級編】

内緒話を持ちかけ、耳と肩にタッチ

「マッサージしてあげる」と手のひらを指圧

「寝癖がついてるよ」と言って髪を撫でる

「内緒話は囁き声と接触というダブルのポイントで異性を意識させられます。マッサージは気持ちよくて喜ばれるし、“奉仕してくれる母性のある女の子”という印象を与えられます。髪を撫でるというのは、頭を触る行為に繋がっています。ただし、頭を触られると『ナメられている』と感じる男性もいるので、ある程度親密な関係でないと、難しいかもしれません」(同)

 なるほど。以前にも囁き声は相手の関心をアップさせるというコラムを紹介しましたが、ボディタッチとの合わせ技でさらなる効果が期待できるのですね! そして、セクシーアピールに繋がる上級編のボディタッチは以下の2つ。

【上級編】

逆に男性に触らせるように誘導する

並んで座り、話題に合わせてうなずきながら太ももにタッチ

「相手に触らせるように誘導するには、『手がかじかんで冷たいー』、『私モチ肌なんだよ! 』などと言いましょう。相手が反応してこなければ、強引に手を奪ってしまうのもアリ。また、飲み会などで会話中に『そうそう! 』と同意する意志を示して触れば、自然です。もっと大胆なセクシーアピールをしたいときは、丁寧に愛撫するように触れば、男性に『いけるかも』と思わせられますよ。ただ、これを初対面の相手に実践すると、一夜限りの関係などに発展しやすい諸刃の剣ということも覚えておきましょうね」(同)

 上級編はかなりハードルが高そうですが、こういうことをされると、男性はどうしてもその気になってしまうんですよねぇ…。ボディタッチが効果的なのは確かでも、加減次第で相手に伝わる意味が大きく変わってしまうんですね。今まで上手にボディタッチを取り入れられなかった人は、まずは初級編から試してみてはいかがでしょうか?

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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