ヒトメボ

恋愛コラムニスト

佐藤玲美

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読了時間:約4分

 好きな人に勇気を振り絞って告白したけど、返事は「ゴメンナサイ」。とはいえ、簡単に諦められるようなものではないですよね。でも、いったいどうしたら? そもそも1回振られた相手に何回も告白をするってアリなんでしょうか? 恋愛コラムニストの佐藤玲美さんにお話を伺いました。

最初の告白はむしろ布石!

「全然アリです。そもそも最初の告白でうまくいくほうが奇跡(笑)。最初の告白は、まず相手に好意があることをお知らせするもの、と捉えましょう。友達としてしか見られないと思われていても、告白によって相手があなたをはじめて恋愛対象として見始めることもあるのです。それに、異性からの告白はどんな人からされても嬉しいもの。仮に振られたとしても、自分を好きでいてほしいという気持ちが相手の心の中にあるものなんです」(佐藤さん)

 なるほど、一度気持ちを伝えてからが真の勝負なんですね。でも、振られてまたすぐにアタックしても焼け石に水のような…。次の告白って、いつ、どうやったらいいのでしょう?

2回目の告白のタイミングや注意点は?

「期間は状況や相手との関係性にもよりますが、1回目の告白から3ヶ月以上は間を空けるほうがベターです。2回目の告白で大事なポイントは、想いを込めつつもライトな言葉で、そして笑顔で告白するということ。振られるのを覚悟で望むことも大事です。追いかけられるよりも追いかけるほうが好きなハンタータイプは、一度振った相手には振り向かない傾向が強いですが、獲物に逃げられて傷ついている瞬間を狙えば、十分勝算はあると思います。もしまた振られてしまったときは、機を改めて再チャレンジ! イベント前や誕生日、クリスマス、バレンタインデー、お正月など、相手が一人で過ごす時に誘ってみるのもオススメ。気が済むまでいくらでも告白していいんです(笑)」(同)

 ひたすら機会を伺うということですね。じれったくはありますが、もう好意があることは相手に伝わっているんだと考えたら1回目よりいくぶんか平静でいられそうな気もします。また、再告白前の下準備としてほかにもポイントがあるそう。

悩みごとを聞ける関係性を築いておくこと!

「最初の告白で振られてしまっても、『悩みがあったら何でも聞くよ』と笑顔で言える関係性を作るのがベスト。相手の相談に真摯に乗りながら、『私が好きだってこと、忘れないでね』と、最後に付け加えるのもオススメ。押し付けがましくない程度に好きな気持ちをアピールしましょう。自分が振った相手が、そのあともなお自分に好意を寄せてくれているという健気なところが相手の心にグッと刺さるはずです。相手にはもう、気持ちを知られているのだから怖いものなしですよ」(同)

 最初の告白でただフェードアウトするのではなく、少しでも相手との関係性を深めておくことで2回目の告白が成功する確率がグッと上がるんですね! とはいえ、このとき注意したほうがいいこともあります。

都合のいい女にはなるのはNG!

「深夜の突然の長文メールや、酔っぱらって電話をしたり…、そんなことが繰り返されると相手は迷惑なだけです。暗くジメッとしたアピールは、重い存在として認識されてしまうので避けましょう。相手から頻繁に連絡が来るようになったとしても、深夜の呼び出しに応じるなど、軽卒な行動も避けること。都合のいい女になってしまう危険性大です。また、相手の気を引きたいからといって、他の人といちゃいちゃするのも逆効果。『こんなにモテるんだからね』というアピールは『じゃあそいつでいいじゃん』と、マイナスイメージにつながりかねないので気をつけて!」(同)

 恋の駆け引きも、使うシーンを間違えると火傷を負いそうですね…。しかし、冒頭の佐藤さんのコメントにもあったように、むしろ最初の告白で結ばれるカップルのほうが珍しいのかも。相手に迷惑をかけず、かといって都合のいい女にもならない、そんな状態にさえ気を付けることができたら、いつかその恋が実るまで何度もアタックを繰り返しましょう♪

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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